縦17.3cm　横13.2cm　高さ5cm 葉の形をしています。 三百年に亘って九谷焼の成形技術として受け継がれてきた「型打ち」の技法。ロクロ挽きした生地を素焼きの方にはめ成形していく。熟練した技法が必要とされ時間と手間がかかり、この技法を継承するものはわずかとなった。宮腰徳二さんの成形は美しく繊細な造形美は見事である。九谷焼の絵付師からも宮腰徳二さんの器は描きやすく発色が美しいと絶大な信頼を受けている。 この器は、お浸しや冷奴など素材を大切にした和食の、粋を表現してくれる。